名古屋な日々 20：散歩時々迷子の至福

ある日、近所への買い物帰り、細い道を見つけた。

行き止まりではなさそうだと、何となく思ったので、迷い込む。

誰かの家。BBQでもしているのか、お庭から楽しそうな笑い声と、

もくもくとした、いい匂い。

この靴も、大分馴染んできた。

誰かの家2。横たわるハシゴ。

ちょっとした竹林の向こうが明るくなっている。

色んな野草が、思い思いに生えている空き地。
のんびり、のびのび。楽しそうに咲いている。

蝶々も、散歩を楽しんでいた。

絡み合う枝。

散歩の途中、民家に生えていた紫陽花。
あまりに綺麗でみとれていたら、そこのお家の方が分けてくださった。
何よりのお土産。

細い道を見つけた時、どこへ通じているんだろうかと思った。
でも、抜けてみれば何てコトはない、家から徒歩1分の場所。

それでも、全然違う発見があった。

たどり着く場所は同じでも、始まりが違えば、全く違う場所に見える。
これだから、散歩はやめられない。