5月の終わり、出産前最後の遠出で京都に行きました。(名古屋から日帰り)
5月の初めに、偶然とご縁で再会した方が、
三条大橋の側でnowakiさんというお店を始められたと聞いていたので、
そちらに立ち寄らせていただくことに。
器と本のお店で、展示も時々されるそう。
行った時は、開店記念で、「きくちちき」さんの個展中でした。
テキスタイルにしたいような、やさしい絵。
グラフィックのお仕事をされていたせいか、絵の中にうまく「間」があって、
素敵な「イラスト」だなあと思うと同時に、気持ちの良い「デザイン」だと感じました。
nowakiの店主さんとゆっくりお話ししたのはこれが初めてでしたが、
芯があるのに、柔軟な、とても自然な方。
お店も、すごく落ち着いていて、古い町家に馴染む家具がどれも素敵です。
賑わう三条界隈からすごく近いのに、2つ3つ角を曲がるだけで、
こんなにも静かになるんだと、感心。
軽やかで伸びやかな猫のイラストに囲まれて
このお店が始まるまでの出会いやご縁を聞くのは、
すごく良い時間でした。
お店に入った頃から、ごろごろごろ、と雷が轟いて、
やがてざーっと激しい雨。
その音すら
「雨が止むまで、ゆっくりしたら良いよ」と
言われているようで、心地良し。
帰り際に見せていただき、購入した
焼き色のきれいな、小さな青いぐい呑みに、
この日の空気が、なみなみと注がれていて、
見る度に、くーっと、飲み干してしまいたくなるのです。
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