
真っ白な光の中に飛び込むような感覚、と言えば良いのか、
2年前の夏、転職した時はそんな感じだったと思う。
未経験で飛び込んだ世界は、毎日が新鮮な驚きに満ちていて、
慣れない立ち仕事に最初の3ヶ月は、体がついていかず、
休日は死んだように眠り、慣れてきたと思ったら次々と
新しい出会いや出来事が目まぐるしくやってきて、
「退屈」という言葉を忘れるほどに、忙しい日々だった。
そして、そんな日々に授かった新しい命は、
また、私の人生の別の扉を開けてくれた。
喜怒哀楽だけでは語りきれないこの1年9ヶ月半。
最終日までの数日は、思い出深いお客さまが何組も来てくれて、
本当に、すごく嬉しかった。
最終日に京都の本店から届いた花束が、上の写真。
私が好きなアイテムをモチーフにした手作りアルバムも
添えられていて、その心遣いとアイデアにまいってしまった。
そして、同僚のスタッフと上司。
一緒に働くというのは、良い面だけではなく、嫌な面もたくさん見る。
私だって、駄目なところがたくさんあった。
それでも、そんなの全部乗り越えて、とにかく協力するしかなくて、
終わってみれば、本当に清々しい気持ち。
前の会社を辞めた時の気持ちを綴った記事の最後の2行は、
実行できたと思う。
辞めて、寂しい。というのが、本音。
でも
私のお腹に授かった命は、何にも代え難い愛しいたからもの。
この命を無事に誕生させるために、後ろを向いてる場合ではない。
前へ、前へ、前へ。
そうして、これからの一日一日も、大事に生きていく。
出産、育児、また、未知の世界。
次のステージも、私らしく、飛び込む。
0 件のコメント:
コメントを投稿