子育て、手づくり、散歩など、いろいろ書いています。更新はスローペース。

2011-09-22

京都のキオク:重森三玲庭園美術館


重森三玲庭園美術館は、吉田神社のすぐそばにあり、
小さいけれど、とても素敵なお庭があるのです。
入り口をのぞいた瞬間から、
そこに広がる世界に魅了されました。


中に座って、お話しを聞いて、
座敷からお庭を見ると、


縁側から眺めてももちろん素敵ですが、
障子と畳を額縁にしたこの眺めが、何ともまた良いのです。
天井にはイサムノグチが贈ったという照明。

この他に、茶室も見学しましたが、
モダンな襖絵にうっとり。

実際に見るのが楽しくて、あんまり写真は撮れませんでしたが、
苔や庭石の並びも本当に、美しく、
時代を超えて美しいと感じる感性、美意識を持つというのは、
素晴らしいなあと思いました。

ここを教えてくれた方に、感謝!です。

ちなみに、後日、以前会社勤めの頃に、お仕事で知り合った
建築関係のデザイナーの方に、「重森三玲庭園美術館に行きました」と
メールをしたら、その方も行ったことがあり、
「行ったのはずいぶん昔だけど、感動したことを覚えている」
と返信がありました。

とても尊敬する方なので、同じ景色を見たという
ささやかな出来ごとですが、何だか嬉しくなりました。


2 件のコメント:

  1. 私も昨年の夏、重森さんのお庭や
    茶室拝見しました。
    繊細、かつ大胆で遊び心も忘れない
    素敵なお庭や茶室でしたね。
    再訪したいところのひとつです。

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  2. yurikoさんへ

    確かに!お茶室の細部に至るまで、
    本当に素晴らしいですよね。
    関係者の方曰く、寒くなってからの方が
    苔がきれいとか。
    周りのロケーションも良いですし、
    違う季節にまた訪れたいです。

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