夜の落書き 目玉焼きについて思うこと

朝ご飯に目玉焼きを楽々焼けるような、

そんな生活、長いことしてない気がする。

楽々ってところが実は大事で、

無理して用意したって美味しくない。

目玉焼きは、どんな上手なシェフに作ってもらうよりも

自分の家で、作って食べた方が美味しいと思う。

焦げたって、火の通りが悪くたって、黄身が割れたって

それが、文字通り「味」になる。

目玉焼きと言えば、映画「天空の城ラピュタ」で、パズーが

パンの上に目玉焼きをのせて食べていたなあ。

それが子供心にすごく美味しそうに見えて、

しばらく自分の中で目玉焼きをパンの上にのせて

食べるのがブームだった。

あの、白に囲まれたまんまるの黄色は、

とても私を幸せにしてくれる。

………次の休みは、朝ご飯を、

目玉焼きを作ることから一日を始めよう。